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zoom RSS GT-Rについて思うこと。

<<   作成日時 : 2005/10/26 08:02   >>

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東京モーターショーが今年も幕張メッセで開催されている。今年も、「“Driving Tomorrow!” from Tokyo みんながココロに描いてる、くるまのすべてに新提案。」という分かるようでよく分からないテーマを掲げている。

が、俺が最も期待していたのが、日産の第三世代GT-Rの進捗状況である。

果たせるかな、前回のような体たらくではなく、きっちり市販レベルを見据えたものになっていた。なかなかに押し出しが強く、それでいて、いままでのGT-Rにはない優美さをまとい始めているのが好印象である。

ここで思うのが、なぜGT-Rだけがファンはもちろんだけど、アンチの人までもが、GT-Rの登場に心穏やかにいられないか、ということである。

他を圧倒するほどの高性能を持っているから?サーキットでの華々しい活躍があったから?「あの」伝説を作り上げたから?確かにそれも正解だと思う。しかしながら、似たような伝説や活躍は、他のメーカーの車にも数多く存在する。それでも「GT-Rは別格」なのは一体なぜだろう?

俺の個人的意見は、それよりもGT-Rだけが持ち合わせた「殺気」だと思う。

今の人が知っているかどうか分からないけど、GT-Rと、その母体であるスカイラインは元々日産自動車の製品ではない。プリンス自動車という会社の製品だったのである。

このプリンス、技術においては当時日本最強のものがあった。しかし肝心の商売が決定的にへたっぴで、現在に生き残ることができずに、日産自動車に吸収されてしまう。今ではディーラーにその名を名残として残すのみとなってしまった。

そんなメーカー製のスカイラインにとって、これが幸せだったのかどうかは分からない。しかしスカイラインは、その活路を国内レースでの活躍に求め、その象徴としてGT-Rが制作された。レースに勝つことで名声を得て、スカイラインというブランドをなんとしてでも残したい、そんなプリンスの最後の意地、それはある種怨念に感じる。

そもそもレーシングブレッドなんてのは、いつ消滅するか分からないものである。メーカーの経営や気合いの乗り方一つでラインナップから真っ先に消え去ってしまうものだし、実際そうでなければならないと俺は思う。それはGT-Rとて例外ではない。それは、現行スカイラインにGT-Rが存在しないことで明らかだろう。

そんな儚さと、儚さゆえにその活躍の場での失敗は許されないという凄み、自らを極限にまで鍛え上げた者だけが得ることができる神々しさ、これらが渾然一体となったものを俺は「殺気」に感じる。

特にGT-Rは、「殺気」を一段と高みに引き上げていると思う。それは、自らの生きる道であるレースというフィールドで真摯に戦い続け、その時々のライバルを自らの鍛え上げたポテンシャルで打ち砕く、その姿に人々は熱狂し、尊敬の念を抱くのだと思う。そう、それは俺たちが憧れてやまないポルシェやフェラーリに一脈通じるものがあるのではないか。

ポルシェやフェラーリもまた、レースを真摯に戦い続け、王者として君臨し続けたからこそ、世界中に信者と言っても過言ではないほどのファンを増やしているのだと思う。

第1世代であるPGC10やKPGC110は、そのエンジンにソレックスの三連キャブレターを装着していた。だから相当な腕を持ってしても完調を保つのが難しかったそうだ。こういったネガティブな面を併せ持っていることも、ポルシェやフェラーリに似ていると思う。

それも、第2世代であるBNR32〜BNR34で信頼性を得た。「いつ何時でも高性能で、それでいて滅多なことでは壊れない」GT-Rに進化した。このことで、同じ右ハンドルが走り回ったいるイギリスでは知る人ぞ知る名車となり、今もってなお、個人で輸入する人がいるという。

そして今回の東京モーターショウでデビューした第3世代GT-R.。自身では初となる全世界デビューを果たす。果たして、日本で勝ち得た名声を世界で見せつけられるか。そして、これまた初めてとなる「スカイラインGT-R」ではない「GT-R」が、どれほどの高性能を俺たち車好きに見せつけるのか。来年のデビュー(ちなみにこれは、スカイラインが世に出てちょうど50年の節目に当たる)が楽しみである。

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